“介護予防”のジレンマ…

"女性のためのトータルケア 花猫治療室”です

介護予防とは、要介護状態にならないための取り組みです。
現在、要介護状態の方がより良い状態になることも含まれます。


花猫治療室にも地域での筋力アップ教室にも認知症の方がいらっしゃるようになりました。
認知症の方こそ、筋力アップをして、参加者の方たちと会話をすることが生活の質を上げることにつながります。

画像



ある認知症の男性が今1番辛いのが食事内容だと話してくださいました。
施設に入所されていて、娘さんと一緒に花猫治療室にいらっしゃいました。
“自分のおかずだけが少ない”
“少ないのでいつもお腹が空いていて辛い”

その方の施設では、要介護3の方は食事を喉に詰まらせないように刻み食なのです。
娘さんが持って来たお煎餅はバリバリと召しあがれるのですが、施設の決まりとしてそうなっているとのこと。
お料理の形が他の方たちと違うので、“少ない”と感じているようです。

ただ、ご家族の方が“喉に詰まらせても施設には苦情を訴えないので普通食にしてください”と願い出れば普通食にはなるそうです。

私は29年間、介護の仕事を経験して来ましたし、母が老人ホームで暮らしていたので…
少ない職員配置の中での事故防止を優先する施設の事情も良く理解できます。
皆と同じ食事をしたいと言う当事者の方の思いもとても良くわかります。
“普通食を食べさせてあげたい”“でも喉に詰まらせる事故が起きたらどうしよう”と判断に迷い、ご家族は戸惑っていらっしゃると思います。

画像



皆さんがご家族だったら…
あるいは認知症当事者だったらどう思われますか?


お元気なうちにどうぞご家族とお話をしてください。
「例え、喉に詰まらせて命が縮まることがあっても最期は好きなものが食べたいなぁ」
「そんなことは出来ないから、やっぱり刻み食にしてもらうかな」
結論は出ないかもしれませんが、是非お話をしてみてください。

お気持ちを伝えておくことで、ご家族も判断がしやすくなります。
ご家族へのプレゼントだと思ってどうぞお話をしてください。

最期を考えることが、今をより良く生きることに繋がっています



簡単な指示が理解できる方でしたら、認知症の方でも筋力アップ運動に参加していただけます。
ご家族の付添いが往復のみで良いか、運動中も一緒にかはご相談の上決めさせていただきます。
どうぞお気軽にお問合せください(^ ^)


軽い皮膚への刺激が、認知症の方の周辺症状(心理的な症状)を改善するという研究結果が健康長寿医療センターより出ています。
筋力アップ運動とともに、鍼(優しく皮膚を撫ぜる)も是非お試しください。


★花猫治療室は完全予約制です。
・あらかじめお電話にてご予約をお願いいたします。
現在、新規の方のご予約は受け付けておりませんのでご了承ください。
℡042-452-6580
詳細は花猫治療室ホームページをご覧ください



"“介護予防”のジレンマ…" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント

テーマ別記事